Interview

ピアニスト 山口亜弥子さん

私ならではの「朗読と音楽」、これからも続けます!

2018年05月18日 09:43:00
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ピアニスト
山口亜弥子さん

 Q.この度はありがとうございました。まず、ピアニスト山口亜弥子様のプロフィール等を教えていただけますか?

A.神奈川県在住です。私は小学校からのんびりとピアノを始め、国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻を卒業後、ノルウェー王立ベルゲン大学グリーグ音楽院へ3年間留学し、大学院を修了して帰国しました。帰国後は日本とヨーロッパを行き来しながら演奏活動を続けていましたが、現在子育て中のため、国内を中心に活動しています。朗読は全くの独学ですが、言葉の表現方法は今まで共演してきた声楽家たちから吸収させて頂きました(笑)。
 
Q.この度はラバージョン音楽サロンで「こころに花をさかせましょう」という催し事をされました。具体的にどのような会でしたか?

A.お話の場面に合わせてピアノ曲を織り込むという形で、昔話「花咲かじいさん」の朗読とピアノ演奏をお届けしました。全部で17曲ほど織り込みました。曲数としては多いですが、時間としては1曲5分前後の曲ばかり。こういうピアノ小品はアンコールなどで弾かれても演奏会のメインとはならない曲が多いので、そんな曲たちを集めてみました。
 
Q.朗読と音楽のコラボレーションには、どのような魅力がありますか?

A.「クラシック音楽」と聞くと敷居が高そうな印象を持っている方も多いようですが、実際はバラエティー番組やテレビドラマなどでもBGM的に使われるなど、意外と普段耳にしているものなのですよね。そして、そういう時には何も身構えずに聞くことが出来るなら、それを演奏会形式にても面白いのではないか、と思ったのがこの企画のきっかけです。
 
Q.少人数の規模で行う演奏会のメリットはなんだと思いますか?

A.一対多数、ではなく一対一のコミュニケーションが取れることでしょうか。そのような環境はLOVERSIONのHPにもあるように、「もっと自由に」なれる空間だと思います。今回の私のような企画はまさにLOVERSIONのサロンだったからこそ出来た企画でした。
 
Q.ラバージョンのスタインウェイグランドピアノB211ニューヨーク製の弾き心地はいかがでしたか?

A.弾き手に素直で、音楽を一緒に楽しめる楽器だと思います。
 
Q.LOVERSION の印象は?

A.駅に近く、隠れ家的なサロンです。会場の中も落ち着いた色合いで、とてもおしゃれ。会場の隅々までにオーナーの熱い想いが詰まっているのを感じます。それなのに、いろいろな企画に合わせて会場が変貌出来るという柔軟さ!企画者の腕を試すことが出来る会場だと思います。
 
Q.今後もお子様から大人までが楽しめる企画をお考えの事と思います。ぜひ、今後のご計画や展望などをお聞かせいただけますか?

A.私ならではの「朗読と音楽」というこの企画をこれからも続けていきたいと思います。次回をお楽しみに!